Q1.保険診療と自費診療の違いを教えてください
まず保険診療と自費診療の大きな違いとして患者様が負担する治療費の割合があります。
保険診療は健康保険を使用して治療しますので患者様の負担は治療費の一部のみとなります。
自費診療は健康保険を使用しませんので全額負担となります。保険診療の支払いの割合は、保険の種類や年齢などによって異なります。
また保険診療と自費診療では受けられる治療目的と方法が異なります。
保険診療の目的は歯に必要な機能回復が目的となります。必要十分な治療を健康保険証を使って行う治療となります。保険診療の種類は法律で定められているためどの歯科医院でも同一水準の治療が受けられることも保険診療の特徴です。
ただし保険診療で選択できる治療方法には様々な制限があり、見た目の自然さや美しさ、長期的な耐久性などには重点を置いていないため場合によっては治療によって充分な満足度が得られない場合がございます。
一方自費診療の場合は保険証を使用しないため法律の制限に寄らず治療を行うことができます。最先端の治療技術や素材を使うことができる事が自費診療のメリットと言えるでしょう。また歯の機能回復だけではなく、自然な見た目や使い心地、口腔環境を最適に保つ事に注力することができます。
さらに保険治療と違って治療に関する制限がないため、同時に複数の歯を治療することもできます。保険診療の場合は複数に分けての治療が必要になるので、そのまま虫歯が広がるリスクがあります。
治療に使用する材料も異なり、基本的に保険診療の場合はリーズナブル、自費診療の場合は審美性、耐久性に優れている材料を使う形となります。
詳細はスタッフにお尋ねください。